最近はダイエットと健康のために、ウォーキング、ランニング、ハイキングをしているので、その時間はYouTubeやオーディブルを聞いていたりしている。
いくつか聞いた本の中で、印象に残ったのが「仕事は楽しいかね」という本です。
タイトル:仕事は楽しいかね?
発売日 : 2001/12/1
出版社 : きこ書房
著者:ドーテン,デイル商品説明
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出張の帰りに、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」。そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積(うっせき)した感情をぶつけてしまう。老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。その含蓄ある言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。
本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。それは、唐突に繰り出される老人の言葉とそれを問いただす「私」の会話で展開していく。たとえば老人は「目標を立てるな」という。「私」は、目標がなければ進歩の度合いが測れず、軌道修正もできないと反論する。しかし老人は、斬新なアイデアや商品がなぜ誕生したかを説き明かし、それらが目前の課題に集中した結果であることを指摘。また、世の中は自分が目標を達成するまで待ってはくれないとも言う。そして「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「明日は今日と違う自分になる、だよ」などのアドバイスをおくる。
試すこと、日々変化が必要であること、偶然を見落としていること…。本書のこうしたメッセージは特別なものではないが、それを痛切に感じさせる語り口が独特である。「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」などは、自分を振り返らせるのに十分である。
物語仕立てのビジネス啓発書としては「短編」の部類に入る本書。シンプルながら味わいのある1冊である。(棚上 勉)
2001年に発売された本だが、当時よりも時代の流れがより早くなった今の方がより役に立つ内容ではないかと感じた。
この本で私が取り入れたいと感じたことをメモしていく。
人生は運ゲー
成功は、実力よりも運の要素の方が高い。
10回挑戦しても9回は失敗する。
10回挑戦して1回成功するかどうか。
だから、何度も挑戦することが大切。失敗しても足を止めずに何度でも挑戦する。
まずは、試してみる。
チャンスを引き寄せる
ただ、闇雲に挑戦しても成功はしない。
行動しなければ、チャンスは訪れない。
チャンスを引き寄せるためには、いつもと違うことをやってみることが必要。
いつもと違うことをやる
アインシュタインの名言
「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という」
これを思い出す。
それでは、どうすればよいか?
違う行動をすればよい。
違う行動と言っても、そう簡単に思いつかない。
この本では、新しいアイデアを考える方法も教えてくれている。
新しいアイデアの作り方
3つのリストの作成
- 問題点・不平のリスト
- やっている全てのリスト
(仕事は細かく分解する。同じことは書かない。常に更新する) - ミスの全てのリスト
1.問題点・不平リスト
問題点・不平からアイデアを考えることができる。
問題点・不平を解決するためのビジネスとなることは多い。
解決できなくても、問題点や不平をヒントにビジネスのアイデアとなることがある。
2.やっている全てのリスト
一つの仕事について、タスクを細かく分けることで、仕事の内容を可視化することができる。
また、「古いアイデアのリスト」も毎日更新する。古いアイデアとは目にする全てのアイデアでである。本、映画、アニメ、人との会話、仕事などあらゆる場面で見つけたアイデアの全てである。
この本では次のことを言っている。
「新しいアイデアは、新しい場所に置かれた古いアイデア」
やっている全てのリストの1項目毎に、「古いアイデアのリスト」をヒントに新しいアイデアを創造する。
3.ミスの全てのリスト
ミスをしたことがヒントになってアイデアを創造できることがある。
(ミス)パスワードを忘れた ⇒ (アイデア)パスワードを管理するためのソフトウェアの開発する


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